【テレビ】100分de名著
実写の岸田今日子さんが怪演してたという情報しか無い状態で視聴。
砂漠に昆虫採集に来た教師が、爺に騙され、ちょっと宿を借りるだけだったアリジゴクの底に住む女と暮らす羽目になるというストーリー。
当然、教師は脱出を試みるが…。という話
最初は、フランツ・カフカの「変身」みたいだなー、という印象。
しかし、解説ヤマザキマリさんの「この小説の砂や壁はあくまで比喩的なもの」という話を聞いて目からウロコが。
これって、新しい社会に飛び込む時や、戦火の人や、被災地の人、全てに置き換わるやん!!
自分のアイデンティティや価値基準は、今の環境下だから成り立つものであり、その環境が変われば一抹の意味もないモノになってしまう事。
それを、砂の底に住む女との暮らしという普遍的なもので伝えている。
まさに名著。
ラストの伏線回収が、人生捨てたもんじゃないと思わせてくれるし、余韻が残る考察させてくれるラストもスゴい。
さすが、ノーベル文学賞取れたかも知れない作家だわ。
私も、価値基準見直してみよう。
【テレビ】関ジャム 完全燃Show
2週に渡った山下達郎さんを崇め奉る回…じゃなかったロングインタビューと魅力を語る回。
関根勤さんとか落合博満さんとか竹下景子さんとか、この年代の人特有なのか、若作りもしないけど若い世代の感性を尊重するバランス感覚が素敵。
音楽性より、人間山下達郎の驕り高ぶること無い音楽への紳士に取り組む人生観に感銘を受けました。
自分が山下達郎と同じ年齢になったときにあのスタンスで居られる芯の通った力強さは欲しいと思った。
特に、シティポップが海外で大人気な昨今、「海外ライブをやるくらいなら、小さな街小さなホールでライブをして同年代に歌を届けたい。」というコメントにジンと来ました。
ちなみに、山下達郎さんの曲では、「蒼氓」が好きです。
【日常】温度よりも湿度がツラい…
こう不安定な天気だと偏頭痛持ちの自分、キツいです。
それでも、テレワーク勤務で事務所の人が多少居ないとはいえ壁際すみっコぐらしだと湿度が高い。
多少風があればなんとか過ごせる筈だけど、人が居ないので空気が動かない。
さながら、湿度が高くて空高く飛べない虫状態でした。
こんな体たらくで夏本番を乗り越えられるのか既に不安です。
【テレビ】金田一少年の事件簿
飛騨カラクリ屋敷殺人事件でした。
原作よりもリメイク前よりもキュッとコンパクトな感じは否めない。
流血とか生首とかのシーンは地上波では難しいからカットカットした結果かなぁ。ま、古い作品だし。
ただ、猿彦のハシゴシーンは極端過ぎてちょっと吹きました。
あと、仙道敦子さん、久々に見たけど顔変わらないなぁ。
それ以上に、葉山レイコさん(元セクシー女優)登場に思わず本人か調べてしまった。
ギルガメッシュナイトが懐かしい。
次回は、オペラ座館の殺人。
剣持警部活躍回が多くないかと思うけど、気にしない方向で。