pontan1231の日記

このブログは、独断・偏見・戯言で出来ています。気楽に読んで下さい。

【テレビ】100分de名著

今回は安部公房さんの「砂の女」でした。

実写の岸田今日子さんが怪演してたという情報しか無い状態で視聴。

 

砂漠に昆虫採集に来た教師が、爺に騙され、ちょっと宿を借りるだけだったアリジゴクの底に住む女と暮らす羽目になるというストーリー。

当然、教師は脱出を試みるが…。という話

最初は、フランツ・カフカの「変身」みたいだなー、という印象。

しかし、解説ヤマザキマリさんの「この小説の砂や壁はあくまで比喩的なもの」という話を聞いて目からウロコが。

これって、新しい社会に飛び込む時や、戦火の人や、被災地の人、全てに置き換わるやん!!

 

自分のアイデンティティや価値基準は、今の環境下だから成り立つものであり、その環境が変われば一抹の意味もないモノになってしまう事。

それを、砂の底に住む女との暮らしという普遍的なもので伝えている。

まさに名著。

 

ラストの伏線回収が、人生捨てたもんじゃないと思わせてくれるし、余韻が残る考察させてくれるラストもスゴい。

 

さすが、ノーベル文学賞取れたかも知れない作家だわ。

 

私も、価値基準見直してみよう。

 

 

 

 

 

 

 

【テレビ】関ジャム 完全燃Show

2週に渡った山下達郎さんを崇め奉る回…じゃなかったロングインタビューと魅力を語る回。

 

関根勤さんとか落合博満さんとか竹下景子さんとか、この年代の人特有なのか、若作りもしないけど若い世代の感性を尊重するバランス感覚が素敵。

 

音楽性より、人間山下達郎の驕り高ぶること無い音楽への紳士に取り組む人生観に感銘を受けました。

 

自分が山下達郎と同じ年齢になったときにあのスタンスで居られる芯の通った力強さは欲しいと思った。

 

特に、シティポップが海外で大人気な昨今、「海外ライブをやるくらいなら、小さな街小さなホールでライブをして同年代に歌を届けたい。」というコメントにジンと来ました。

 

ちなみに、山下達郎さんの曲では、「蒼氓」が好きです。

 

【テレビ】SONGS「星野源」

個人的に好きなリズムや世界観の曲が多くて大満足。

演奏やリズムがエグいテクニックなのに、雰囲気がハートウォーミングなギャップが素敵ですな。

トーク中の「大人が音楽を只々語る番組が今あまり無い。」という話、只々納得。

というか、どのジャンルでも若者(新規顧客)に迎合してて分りやすさ、広くて早い情報を取り上げる番組作りがメインになっているテレビ番組の多さを感じる。

1つのコンテンツをいろんな世界観の大人達が、マウントを取るとか、大喜利感じゃなく話す番組があっても良いかと思った。

 

 

【日常】温度よりも湿度がツラい…

こう不安定な天気だと偏頭痛持ちの自分、キツいです。

それでも、テレワーク勤務で事務所の人が多少居ないとはいえ壁際すみっコぐらしだと湿度が高い。

多少風があればなんとか過ごせる筈だけど、人が居ないので空気が動かない。

さながら、湿度が高くて空高く飛べない虫状態でした。

こんな体たらくで夏本番を乗り越えられるのか既に不安です。

 

 

【テレビ】記憶捜査 新宿東署事件ファイル スペシャル

車椅子の元敏腕再任用刑事鬼塚さん(北大路欣也さん)、刑事志願の女性警察官(上白石萌音さん)、ツンデレキャラなキャリア警察官(風間俊介さん)が新宿を舞台にまたまた大暴れ。

後者2人が国民的俳優になっちまったからスペシャルなんて無いと思ってたので嬉しい限り。

今回は、宮司殺人事件によって34年前の放火殺人事件(未解決)の真相が浮き上がる話。

容疑者達がどいつもこいつも怪しくてハラハラ。

誰も悪くない、でも悲しい真相がなんとも言えない気持ちになりました。

 

ただ、鬼さんは元部下とはいえ上司に仕事頼みすぎだし、萌音ちゃんは、鬼さん命令とはいえ暴走しすぎです。

同じ職場なら多少キレてるかも。

 

【テレビ】金田一少年の事件簿

飛騨カラクリ屋敷殺人事件でした。

原作よりもリメイク前よりもキュッとコンパクトな感じは否めない。

流血とか生首とかのシーンは地上波では難しいからカットカットした結果かなぁ。ま、古い作品だし。

 

ただ、猿彦のハシゴシーンは極端過ぎてちょっと吹きました。

あと、仙道敦子さん、久々に見たけど顔変わらないなぁ。

それ以上に、葉山レイコさん(元セクシー女優)登場に思わず本人か調べてしまった。

ギルガメッシュナイトが懐かしい。

 

次回は、オペラ座館の殺人。

剣持警部活躍回が多くないかと思うけど、気にしない方向で。

 

 

【テレビ】探偵が早すぎる春のトリック祭り

体調がようやく落ち着いたというか、ブログを書ける程度に回復しました。

見て書いてなかったテレビ番組をチラチラ。

『探偵が早すぎる』は、シーズン1から何だかんだみてます。

謎解きよりも犯人よりも、千曲川滝藤賢一さん)の過剰な演技と一華(広瀬アリスさん)の振り切れ具合いに釘付けです。

今シーズンは、メイドの橋田さん(水野美紀さん)までパワーアップ!何処までがアドリブで何処までが台詞か分からない。

おかげで、最後のドンデン返しが早くて目が点。

ま、来シーズンもできるラストだったことは分かったので良しとしよう。